こんにちはしゃちです。
この投稿を見に来て頂きありがとうございます。
今回は、精神科医の樺沢紫苑さんの書かれた
『学びを結果に変える アウトプット大全』
を要約していきます。
この本は一言でいうと忘れない知識の身に付けるための方法を教えてくれる本です。
それでは早速内容に入っていきましょう!
知識はどうやって身に付くのか
皆さんは学生時代にテスト勉強を一夜漬けで乗り切ろうとした事はありませんか?
ちなみにしゃちはそのタイプでした。
一夜漬けを経験した人は理解しやすいと思いますが、一夜漬けで覚えた知識はテストの後もしっかり覚えてることは少ないと思います。
では、一年間乗ってなかった自転車は乗れますか?
大体の人はこの質問に対して「乗れる」と答えると思います。
つまり一年間自転車に乗らなくても乗り方は覚えていると言うことになります。
これらの例から分かることは知識にはすぐに忘れてしますものと忘れないものの2種類あるということです。
人は知識を入れた時に初めに脳の中の海馬と呼ばれる場所で一時的に記憶されます。
海馬の知識の記憶期間は2〜4週間といわれています。
その間に、重要な知識だけをピックアップして側頭葉と呼ばれる場所に保管します。
つまり、知識を時間が経っても忘れないようにするためには側頭葉に知識を入れる必要があります。
そのための手段がアウトプットになります。
では、次の章では具体的なアウトプットの方法を紹介していきます。
アウトプットの方法
まずアウトプットにおいて最大の効果になるのは行動することです。
例えば飲食店経営の本を読んだのならば飲食店経営をすることが最大の知識のアウトプットになります。
とは言っても今挙げた例のように手に入れた知識を必ず直接行動としてできることが難しいものも多く存在します。
そこで今回は、
- 話す
- 書く
この2に絞って紹介しようと思います。
話す
話すことに関しては、日常会話、質問、プレゼンなど本では様々なケースごとに紹介されていますが人によって何が必要なのかは様々ですので興味のある方は実際に本を手に取ってみて下さい。
今回は、その中でも誰もか当てはまり大切だと感じたものを一つだけ紹介します。
それは、他人の悪口を言わないことです。
当たり前のことを言っているかも知れませんがこれを取り上げたことには理由があります。
まずは考えてみて下さい。
『なぜ他人の悪口を言わない方がいいのか?』
おそらく皆さんの思い浮かべたことは正解だと思います。
ちなみにしゃちは、周りとの関係が悪くなるからと思いました。
ただ、この本ではアウトプットを大切に考えているからこその答えがあります。
それは、悪口を言うことはネガティブ思考のアウトプットになってしまうからです。
最初は他人の悪口だったかも知れません。
ですが、ネガティブ思考をアウトプットすることで周りの色々なこと、自分のことまでもネガティブに捉えるようになってしまいます。
ノースカロライナ大学で職場の会話においてポジティブな内容とネガティブな内容の割合の違いによる変化を求めた研究がありました。
結果はグラフから分かるようにでポジティブな内容の比率が高い職場ほど上手くいっていることがわかりました。
具体的には、成果をどこよりも出し、職場の仲間内の評価も高くなっています。
これらの事からも今日から他人への悪口をやめてポジティブな言葉を意識して使うようにしてみましょう!
書く
書くことは、集中力を高めて積極的に知識を高めようとする脳幹網様体賦活系(RAS)と言うものが刺激されるため特にアウトプットにおいて薦められています。
今回は、ポイントを3つに絞って紹介します。
パソコン、スマホより手書きにしよう
なぜ手書きなのか?今の時代はパソコン、スマホで手軽にメモなどができる時代になり、様々な動画やサイトでも思ったことは携帯にメモしようなどよく見かけます。その中であえてアナログな手書きを住める理由を説明しようと思います。
ノルウェーのスタヴァンゲル大学とフランスのマルセイユ大学の合同研究で被験者達を「手書き」と「タイピング」に分けて20文字のアルファベットも文字列を暗記してもらい、3週間ご、6週間後にどれだけ覚えているのかを調べました。
結果は、タイピングより手書きの方が記憶に残りやすいことがわかりました。
そこでそれぞれの脳の動きをMRI(磁気共鳴画像)でスキャンしたところ、手書きだけ人の脳にはブローカー野と呼ばれる言語処理に関わる部分が活性化していました。
ブローカー野を使うことで勉強効果を高め、記憶に残りやすくなります。
この結果からパソコンやスマホより手書きを薦めています。
書き出そう
映画やテレビ、漫画、アニメなどをみた時にその時は面白かったり感動しても2〜3日経つと細かいところは忘れてしまいます。
つまり記憶は時間と共に劣化していくと言うことです。
だからこそなるべく早くアウトプットをすることが大切になります。
その一つがメモでもノートでもいいので書き出すことです。
と言ってもこれに関しては皆さんのそれはそうだと思うはずです。
ここでは、本を読むときの書き出しを紹介します。
人は記憶をするに当たって自分の感情をプラスすることで記憶に定着しやすくなります。
そこで本路読んだ時に思ったことはとことん本に書き込みましょう。
その上で初めて知って驚いたことにはマーカーを引きましょう。
そんなことしたら売れないじゃないか。
売るための本を買ってるわけじゃなく、知識を得るために本を買ってるんだ!
SNSに書いてみよう
さあ、ここまで頑張ったら最後にTwitterやブログなどを活用してみんなに発信してみましょう。
ハードルは高いですがSNSに書くためにはどうやれば伝わるのか?間違ったことを伝えられないと思い、本やメモ、ノートなどを見返します。
繰り返し見返すことも、説明できるように理解することも、SNSに書き込むことも全てアウトプットにつながります。
強制するものではありませんし、最初は難しいですが気が向いたらぜひ挑戦してみて下さい!
まとめ
ここまでは、本の内容をもとに話をしましたが最後にしゃち個人の感想を書こうと思います。
この本は題名の通りアウトプットの内容に特化した本になっています。実際に読んでみるとわかりますが色々な本の『アウトプット』のみを取り上げて紹介していたりするため、何冊も読まなくてもこの本1冊でかなりの情報を得れると思います。
また、今回は取り上げてはいませんがアウトプットの他にのTo Doリストを作ろうだとか表現の仕方などの紹介しているので人によって「ここ取り入れてみよう」が変わるもの面白いところだと思うので興味のある方は実際に買って読んでみて下さい。
最後になりますが今回のように取り上げてほしい本やこう言うことが知りたい、質問や意見などがありましたらお問合せまでお願いします。SNSやっていますのでお問合せはちょっとと思う方はTwitterのDMでもいいのでメッセージください!
SNSではくだらないことも呟いているのでよかったら絡んでください!
最後まで見ていただきありがとうございました!
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