救急救命士を取りたいあなたへ

初めましてしゃちです。

今回は、救急救命士について取り上げていきたいと思います。

本題に入る前にもし救命士関係で取り上げてほしいことや質問がありましたら気軽にコメントください!

 

しゃち君
しゃち君

ちなみにしゃちは消防に入るのに有利だと思ったから救命士の大学にいって取ったんだー

※これから紹介する内容は基本的に『救命士テキスト』と呼ばれる救命士を目指す上で必要になる教科書を参考にしています。

救急救命士とは?

救命士は、緊急を要する傷病者がいる救急現場から医者のいる医療機関まで命のバトンを繋ぐことが仕事です。

そこで病院まで生存率を上げるために傷病者に対し、医者の指示のもと特定行為というものが行えます。

【特定行為の具体例】

静脈に針を刺し、管を通す静脈路確保と輸液

管を通した静脈に直接薬剤を入れる薬剤投与

空気の通り道を作るための気管挿管

など

 

しゃち君
しゃち君

今あげた他にも色々あるから興味があったら調べてみてね

特定行為以外にもできる処置はありますが今回は省略します。

 

救急の歴史

↓文章だと分かりづらいので図にしました。

【救急の歴史】

1933年 横浜市で救急自動車による救急搬送開始
1963年 消防法改正により『救急業務』として法令化
1973年 救急隊員の応急手当が法令化
1991年 『救急救命士法』の制定

救急救命士の国家資格誕生

今回は勉強ではないのでかなり簡略化した図になっていますがテキストには細かく記載されているので気になる方は手にした際に読んでみて下さい!

実は救急搬送自体は昔からありましたが救命士の国家資格に関してはまだまだ歴史が浅く、できる処置も限られています。ですが時代と共にできる処置は増えているので将来はより需要も高まっていくと考えています。

 

就職先・年収について

就職先として基本的には消防がほとんどです。

ですが、令和3年9月30日に法改正がされ、今まで現場から病院までに限られていた処置の範囲が重度傷病者においては病院で入院するまでに広がりました。

これにより、病院でもできることが増えたので今後は病院への就職も増えるかもしれません!

年収は、平均で約700万円で、働く消防機関によってはなんと1000万円を超える人もいます。

消防士の年収は平均で約650万円と言われており、平均だけを比べても50万円ほどの差があります。

では一体この差は何でしょうか?

それは、主に時間外手当にあります。なぜなら救急隊は消防隊に比べ出動回数が多く、夜中に出動する機会も多いことから時間外に働くことも多いからです。

お金は稼げる反面とても忙しいことを心の片隅にでも覚えておいて下さい。

 

資格を取るためには?

これに関しては図で説明したいと思います。

この図でも理解はできるとは思いますがざっくり言うと

消防に入ってから救命士を取るか

専門の大学に行って救命士をとって消防に入るか

の違いです。

ですが、消防に入ってから救命士を取ろうとすると救急隊として何年か働き、その中でも優秀と評価されたのちに養成所に6ヶ月間派遣されながら勉強して国家試験を受けることができます。また、資格取得にかかる費用は全額負担してくれるもののプレッシャーに追われます。

ということでもし救命士の資格を持って活躍したいと少しでも思ったなら救命士養成のための大学や専門学校に通うのが無難だと思います。

 

合格率・出題範囲

今回は試験形式については深く触れませんが出題は基本的には救命士テキストから出ると思えば問題ないです。

合格率(過去5年)は

 

令和 4年(45回) 91.3%

令和 3年(44回) 86.7%

令和 2年(43回) 87.0%

平成31年(42回) 91.9%

平成30年(41回) 85.0%

となり、平均しても88.38%と低くない数字です。

つまり、落ちた人はどうして落ちてしまったかを理解し、対策をとれば受かる可能性が高くなります。

 

勉強方法

一つ前の出題傾向では救命士テキストやれはいいと解説しましたが実はテキストは約850ページ近くあります。正直全てを覚えるのは難しいです。では具体的に何をすればいいのか?それは、とにかく過去問を解くことです。

 

しゃち君
しゃち君

と聞いて結局どのサイト見ても同じかよと思ってるそこのあなた

 

しゃちも正直同じ気持ちでした。

成功に近道は無しですが効率よくやることも大事なのでこれから救命士のテキストを元にブログを更新してこうと思うので是非勉強に役立ててくれれば幸いです。

 

今回は最後まで読んでくれてありがとうございました!

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